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【技術開発の助成金情報】2015年1月18日更新

 

 技術開発の助成金の中から、お役に立ちそうなものを選んで簡便にご紹介します。また必要なら助成金申請から成功までのお手伝いをします。技術士の体験談も新しくしていきます。

 

  今年度の補正予算は、中小企業にとって有難いものです。ものづくり・商業・サービス革新補助金1020億円、この中の新商品・試作品の開発(ものづくり)に1000万円で2/3 補助。私はこれに魅力を持っています。メールをくだされば直接詳しくご案内します。(zero@qb3.so-net.ne.jp へ)

 

    

 

     蜜はチョウチョウへの助成金? (今年の夏にスガノ平で写したウラギンヒョウモンチョウです)

            (よろしかったらデスクトップの壁紙にお使いください)

 

大森弘一郎 ①専門:経営工学、包装と物流 ②経験:包装設計、容器システム開発、カム複雑機構の機械、飲料と食品包装、段ボール製造と設計 ③得意:新製品開発、発想から特許出願、権利取得までの作業が得意です。④やりたい:新製品、新技術の開発の初期からのお手伝いが出来れば最高だと思っています。

Email:zero@qb3.so-net.ne.jp  http://www.zero-x.jp

 

私の助成金体験 

  これは私が自分のやったNPOでの仕事ですので守秘義務のないテーマです。そのT基金という助成金のお陰で仕事ができた時のことです。毎年300万円を3年間いただきました。

  この助成金は有難かったです、それが無ければ、それは絶対に出来なかったのです。

  ふつう助成金は全額ではなく、半額、2/3というのが多いのですが、これは全額でした。ただ年に4回に分けた建替え払い、つまり助成額の1/4の自己資金は必要だったのですが。

  これを3か月ごとに書類にして報告しなければならない、これが大変でした。

  そして3年目の最後の1回、先方国に政変があって、予定通りに活動ができなくなった時、つまりお金が余った時に、他に活用されるべきそのお金を有効に生かせなかったという、お詫びの文書を出さねばならなかったのが印象に残っています。

  現場での仕事に加え、事務作業はちょっと大変でしたが、この助けを生かそうと実行者は頑張ります。助成金とは不可能を可能にしてくれる、魔法の力だと思いました。 

 

岡目八目

  ごく最近のことです。助成金の申請を済ませた友人と話しをする機会がありました。その友人は、その助成金がほしくて、その要綱に合うように実施計画を作って書いたと話していました。助成金が降りたらそれからやることの中身を固めると言うのです。
  これは主客転倒だろ。やりたい人とやりたいことがあって、どうしても実施したいけれど、力が足りないから助けてくれ、ではないのか。これが助成金だと思うのだけれど、と私。
  もし助成金が得られなくても、時間がかかってもやる。その気概が先にあって、そしてそれに助けが来て、効率よくやれる、のであろうと私は思ったのでした。
  その申請内容を見せてもらうと矛盾がそこここに見られます。これを岡目八目というのでしょう。でももう直せないのです。修正要求があった時にどうするかをやるとして、やる側の考えをもっと固めることをこれからしようと話したのでした。

 

蝶々に学ぶ

  今年の夏、蝶々撮影を素晴らしい指導者(高校2年生)を得てやりました。そのおかげで突然うまくなったのでそれをこれから始めのページで順にお見せします。教わったことで、見違えるようになりました。写真は入れ替えて行きますから気に入ったらコピーして取り込んでください、私はこれをデスクトップの壁紙にしています。
  最初にお見せするのは、ウラギンヒョウモンというヒョウモン蝶です。生まれて2か月ぐらいでしょう、働いて戦って羽根がずいぶんちぎれています。たぶん飛行の効率が悪くなって、腹がすぐ空くので、私などの人間に目もくれずに蜜を吸っているのでしょう。だから私にも撮れたのでしょう。私はこのちぎれた姿が好きになりました。

  蝶と蜜と花の関係は、助成金の仕組みによく似ています。「蝶は花から蜜をもらって、広く花粉を運びます。花はその花粉により広く発展する」のです。いかがですか、助成金と比べて考えてみると彼らの姿と行動は意味深長です。